香港にて

とタイトルに書いたのは誇大広告で、香港にはもう何年も行ってません。

で、香港のデモですが、ツイッターでも書かれていたように、若い人が多いですよね。というか若い人主体。

一方、日本で行われるデモは、高齢者主体。


たとえば、あんまりいい想像ではないですが、今後日本が中国に組み込まれて(細かなシチュエーションは置いといて)、今の香港みたいな地位におかれて、ある日「選挙には親中派しか立候補できない」みたいになった時、はたして日本の若者が立ち上がるか。

立ち上がらないですよね、たぶん。


だから日本の若者はダメだ、といおうと思えばいえるのでしょうが、ただいっぽうで、「デモという手段をとらなくてもいい社会を作る」ことが、むしろ重要かな、と。

デモって、たぶんなきゃないほうがいい、ですよね。あくまでも奥の手。なので、そうしょっちゅう奥の手を出さなきゃならない事態が起こったら、むしろしんどい。

しかも若者は基本忙しい。どちらかといえば時間に余裕がある高齢者じゃなく、若者が立ち上がらなければならなくなった社会というのは、まさに緊急事態、です。

もちろん、日本のデモは緩いとか危機感がないとか、そういうわけではまったくないのです。が。


なんてことを、香港と日本の若者の「違い」を見ていて、思ったものでした。