効率とは
昨日はこれを。
- 作者: エドワード・グレイザー,山形浩生
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2012/09/24
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 176回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
都市文化っぽいことを研究している者として、たいへん面白かったです。
今、田舎に住んでいるわけですが、「海沿いに住むお年寄りを、いかにして津波から守るか」とか、「山間の集落に住むお年寄りが急病になった時、どうやって助けるか」とか、そういうのをローカルニュースでよくやっています。
こういうのを見た時、「僻地に住むお年寄りみんなを町中に移住させた方が、効率はいいしカネはかからないだろうなあ」と、思わなくもないです。
カネだけじゃなく、助かる割合も格段に上がりますよね。万々歳。
実際にはそんなことはできるわけがない、です、ひとまずは。それを突き詰めたら「日本人全体を関東に移住させる」とかなりますよね。
でも、それでもいいのかな。少なくともオレは「長年住み慣れた街への思い」とかほとんどないので、そういう政策があったらホイホイ乗りそうです。どうせどこ行っても友達いないし。