選択肢

今ちょいと揉めている事案について思うのですが。


僕はやっぱり、ひたすら横へ横へ、あるいは選択肢を増やす方向へ、と動くのが好きなんですよね。緩〜い繋がりが無数にあるようなイメージが好き。

「広く浅く」もそのせいでしょう。一つのことを掘り下げるのではなく、じゃあこれはお隣の分野で考えるとどうなるのかな、と思考が推移していくのです。中国文学を考えていても、じゃあこれは日本で考えるとどうなるの? アメリカでは? あるいは、経済学的には? 社会学的には? 理系的発想では??


とあれこれしているうちに、肝心の中国文学はどっかにいっちゃった、というのが、最近のパターンです。こりゃ3流研究者にしかなれないわけですね…


でも世の中には、一点突破の人もいる。それはいいんですよ。横に広い人と、縦に深い人が、いっしょにあれこれやる、というのも、全然好きです。


つまり、「一つのことをやって確実に得られるモノ」より、「いろんなことを混ぜ合わせて化学反応が起こって得られるかもしれない不確実なモノ」のほうに賭けたいんですね。これはもう好みの問題でしょう。まあでも、なかなか好みは変えられないもので。