気にしなきゃいいのか

昨日はドイツ語の先生の授業参観。他人様の授業を見学するって、なんか面白くて、ちょっとでも機会があれば行くようにしています。良い授業ならそのまま使えるし、ダメなのでも反面教師にできるし。ま、授業参観を受け入れてくれるような先生の授業は、おしなべて素晴らしいものが多いですが。

昨日の先生も、けっこう淡々とした感じでしたが、オレ自身「日常淡々系」の授業をしている(と自分では思っている)ので、参考になりました。


ところでその授業、学生数が20人ほどです。

普段50人で語学をしているオレとしては、羨ましい環境(まあ50人でも人によっては羨ましいでしょうかね。オレの語学の1クラス最高人数は120人です。階段教室でマイク使って語学をやるのはやりきれん…)。

で、遅刻者もけっこういた。でも先生は全然気にしていない様子。

授業後の意見交換で、「人数が少なくて、やりやすそうですね」と言ったら、「いや、登録者は30何人かいるんだけど、来るのはだいたいこのくらいかな」と言っていました。つまり、出席はあんまりとっていないみたい。


ちょっと前に「ちょこちょこと遅刻をする学生が許せん」と書きましたが、本来は、「遅れてこようが来まいが好きにすれば」的大らかさって、憧れるんですよ。

ちょこまかした学生に合わせてこっちもちょこまか一喜一憂するのって、結局はレベルが一緒ってことですもんね。


願わくば、我にこの大らかさを与え賜え!