嵐の前の

今年の新学期は変な日程で、いろんなオリエンテーションのあと、1週間ぐらい間が空きます。今はその端境期。

う〜ん、静かだ。

本来は今のうちに従業準備をしておくべきなんでしょうけど……

昔から、ギリギリにならないとなんもやる気が起きないほうで。

今はこの本とこの本を。



中国社会と大衆動員―毛沢東時代の政治権力と民衆

中国社会と大衆動員―毛沢東時代の政治権力と民衆


どっちも同世代の知り合いなので、刺激になります、というのがおこがましいほど。すごいすごい。


どっちも「動員」について扱っているのですが、ところで今後日本で、こういう自体って、起こりうるんでしょうかね。

マンガやSFなんかだと、カリスマ的ヒーローが現れて、大衆を手玉に取っていく、みたいなストーリーが散見されますが、リアリティがあるようで、ないんですよね。

小泉首相の時はそんな「危険性」がよく語られましたが、しかしさすがに彼が「お隣の国と戦争だ!!」とか言い出したら「ばかじゃねーのwww」と嘲笑されて終わり……


でもないんですかね。ともかく、近現代中国の社会システム(動員に限らなくても)を知る上では、打ってつけの2冊です。