語学は度胸

週末はシンポの通訳で松山へ。しかも前もって資料をもらうなんてこともなく、ぶっつけ本番。

とか書くと偉そうですが、オレの中国語のレベルを知っている人間がこれを読んだら、絶句もしくは噴飯ものでしょう。「あんなインチキな語学力で、研究発表の通訳だなんて、信じられん」と。

いや、まさにその通りです。で、むしろ自分の語学力を維持するもしくは向上させるために、シンポの通訳をしている、というわけ。

ドラえもん」でのび太が、「泳げるようになったら、プールに行くよ」みたいなことをいうシーンがありましたが、語学もそういうところがあります。「しゃべれるようになったら○○するよ」という人、けっこう多いんですね。それじゃいつまでたっても進歩ナシです。とにかく使うこと。使う機会を自分から求めること。これしかないっす。


でも終わるとたいてい落ち込みますけどね。「あーあまた全然ダメだった」と。まあでもそれをモチベーションに(次頑張るぞ、と)すればいいのです。


しかしまあ、我ながら、「宋代の占い師の身分的地位の変遷」なんていうお門違いのテーマ、よく通訳しますわ。