昨日の今日

昨日あんなこと書いたあと本屋に行ってこの本買ったのですが、まさにどんぴしゃ。


「国語」入試の近現代史 (講談社選書メチエ)

「国語」入試の近現代史 (講談社選書メチエ)


国語の問題、とくに現代文って、読解力を見る、それは全ての科目の基礎となる、そしてその人の教養がわかる、みたいに別格視されているわけですが、それってほんとかよ?というのが、前々からコソーリ思っている疑問だったりするわけです。別に受験科目と言う点では英語や数学とかわらんやん。しかも、文学やっているひとたちって、(もちろんオレも含めて)変な人ばっか。みんな空気の読めない人達ばかり。いくら文章が読めても意味ありません(違?)。


この本はメチエなので(って別に他意はないですが)、「どうして現代文ができると読解力や教養があるとみなされるのか」「そもそも読解力って何だ」「なんでそんなものが重視されなきゃならないのだ」とかいう疑問にはさらりと触れているだけですが、それでも取っ掛かりにはなりました。よしオレもそのあたりのテーマの中国版を……でもしんどそう……著者も、日本ですら「資料を探すのがとっても大変だった」と言ってるし……