世代間の抗争
たびたび引用させていただきますが。
これ、我らの業界でも、とくに若手のあいだでは話題になります。
つまり、まさに団塊世代、まあ僕らの先生ぐらいの世代では、論文1,2本で就職なんてざらだったわけです。しかも公募なんてものはほとんど無く、先生が就職先を見つけてきてくれる時代。
一方今では、まあ分野にもよるでしょうが、ウチの分野に限っても、論文、そうですねえ5,6本でも、それが学会誌ばかりとかじゃない限り、難しいんじゃないでしょうか(まあ分野によっては「そもそも学会誌じゃないと話にならん」とかなんとか異論はあるでしょう。摺り合わせるのは困難なので、大まかな目安ということで)。
だから昔より今の方がレベルが高いとか優秀だとか、そういうわけでもないのですが、ただ先生方の「最近の若手は数さえ書けばいいと思っている」みたいな物言いには、ムカッとくることはありますね。そういうシステムにしたのはどこの誰やねん。