大学なのに、大学だから

高知大学高知市曙町二丁目)は、国立大学法人移行後初めての学長選考を十七日に行う。候補者は現学長の相良祐輔氏(72)と、同大大学院黒潮圏海洋科学研究科長の高橋正征氏(65)の二人。次期学長の任期は来年四月から四年間。同日の学長選考会議で決定される見通しで、それに先立ち同大学は五日、教職員八百九十三人を対象とする「学内意向投票」を実施している。十五日時点で結果は公表していないが、複数の教職員によると、高橋氏が相良氏を上回っているもよう。「学内意向投票」には法的拘束力はないとされる中で、意向投票と選考会議の学長決定が食い違った他県の国立大学法人では、学内外から批判が高まるケースが表面化しており、今回の投票結果が最終的な学長選考に反映されるかどうかが注目される。

高知大学長選び不透明 学内投票は現職劣勢−高知新聞

リンクが貼れないので全文を。ただ紙の方ではもうちょっと、つまり、「意向投票と選考会議の学長決定が食い違った他県の国立大学法人」における「学内外から批判が高まるケース」を紹介してました。山形とかの。


僕はあんまり大学の自治とか特殊性とか、そんなのに興味はない方なのですが、しかしそれでも、他でもない大学の学長選で、選挙の意向が反映されないとしたら、どうなるの?民主主義がどうしたとか、学校でどの面下げて教えるの?とは素朴に思います。


こんな素朴な感情とはまた別のところでこういうのは動くんだよ、と大人は言うのかもしれませんが。しかし、今は、、成り行きを見守るしかありません。