空っぽ

今日から後期の授業開始。


いつも戒めとして思うのは、「何も分からない、空っぽな状態を忘れない」ということです。オレら教える側は、同じことばっかり何年、十何年、何十年もやり続けることで食ってるわけですから、ついつい「なんでこんなこともわかんねーんだ!!」と思ってしまいがちですが、多くの学生にとってはこれが初めて、あるいはせいぜい初めて半年とか1年とか、その程度です。なので分からないのは当たり前。僕が工学部の授業を受けても分からないのと同じです。


べつに「学生はお客さま」というのではなく、しかし「カラッポの人の心を忘れないようにする」のも、やはり必要なのではないかと思ってます。