故郷嫌い

ようやく実家から帰ってきました。


実は僕は、自分の生まれ故郷(某県S市)が、なぜだか好きになれなくて。町の雰囲気から人の雰囲気から、どうにも息が詰まるのです。高校ぐらいからもう出たい出たいと思っていて、ようやく念願叶ってこのかた、そうですねえ帰るのは数年に1度ですかね(ちなみに今回は友人の結婚式)。


今回も、伊丹経由で乗り継いだのですが、搭乗口で待っていると、同じ便に乗るのであろうオジサンたちの団体(まあ、あんまり品の良くなさそうな人たち)が来て、お国言葉で、デカい声でビール飲みながらスルメつまみながらくだらねー話しを始めると、……もうイライラして、「このジジイども、恥ずかしいからとっとと失せろ!!」と叫びたくなるほどでした。


なぜこんなに嫌いなんだろう。これが「故郷」だからなのか。もし僕の故郷が例えば大阪だったら、「大阪なんて、嫌いや!」とかいいつつ今に至っていたのか。


それでもやっぱり、S市は嫌いだったかな。閉鎖的、というわけでもなく(閉鎖的というなら、今住んでいる高知の方がよっぽどですが)、腹黒い、というわけでもないのに、もう3日もいるとほとほとうんざりするのです。


今回も、逃げるように帰ってきました。あーやっぱり自分の家が落ち着く。