台湾日記

ブログがこれに代わって以来、前にもまして書き込む気が起きなくて。

最近ツイッターで「40代以降に起きた社会の変化は全部「悪いもの」に思える」みたいなのがまわってましたが、まさにそれに罹患してます。

 

久々の海外。台湾です。

研究とはひとまず関係ない、いわゆる校務。

中国研究者が中国に行かないというのは致命的なのでしょうが、もう諦めてるというか、そもそも「書かれたもの」が対象なわけだから、行かなきゃダメってもんでもない、と自分を納得させてるというか。

 

実際、文学研究者の場合、基本は「書かれたもの」を相手にするわけだから、現地に行くいかないは、本質ではない、とはいえます。

たとえば周りのイギリス文学者がしょっちゅうイギリスに行ってるかというと、そうでもないみたいだし。

でも中国文学の場合、やっぱり「中国」の要素は欠かせないというか外せないというか。

中国文学研究者に「中国」と「文学」、どっちに力点があるかというと、わりといい勝負だと思います。これ、(日本の)日本文学研究者だったら、「日本を研究してます」という率は相当低そうです。アメリカ文学やドイツ文学でもたぶんそう。

 

などと脈絡のないことをあれこれ考えているのでした。