食べること

どうも風邪気味だったのですが昨日一気に発熱しました。おかげで今日はややすっきり。

風邪気味なのをいいことに韓国ドラマ三昧。まあ風邪引かなくても見てますが。


しかし韓国ドラマを見ていてつくずく思うのは、韓国人というのはメシを食うことに精力の大半を注いでいるんだなあ、ということ。

常にメシを食っています。何かあるとメシ。何もなくてもメシ。

で、これが実に美味そう。家でのメシもそうですが、何よりも屋台がイイ。韓国焼酎で1杯やりながらおでんとかつまんじゃったりするシーンを見た日にゃ、いますぐ韓国行きのチケットをネットで購入しちゃう勢いです。

しかも、メシを食うのがじつに楽しそうなんですね。本当に美味そうに、楽しそうに食う。


食うことに精力を費やすといえば、中国も同じ、というかおそらく中国のほうがすごいと思うのですが、ドラマや映画ではまったく印象がない。なんか美味そうじゃないんですよ。たとえば、中国映画で一番有名な「メシを食うシーン」といえば「非情城市」のラストであり(当社調べ)、よく触れられるのですが、あれ、全然美味しそうじゃないですよね。時間だから食うか、みたいに義務として食ってる感じ。実際、中国人の食事って、宴会でバカ騒ぎをするか、義務で食うかの両極なんですよ。昼時に商店街に行くと、店先で店員がメシを食っているわけですが、100%つまらなそうに食ってます。お隣さんと談笑するでもなく、いわゆる「人民食器」からスプーンでもしゃもしゃと口に入れてく。これを見ているといつも、「エサを食う」という表現を連想してしまうんですよ(バカにする意図は毛頭ないんですが)。


そこいくと韓国は(映画の中ですが)、やっぱオレたちって、メシを食うために生きてるんだな、ということを実感させられます。あ、今日見たドラマでは、焼き肉が美味そうだったな。あっちでは、お年寄りも普通に焼き肉食べるんですね。